戦前の日本製のチェーン式カフリンクスです。 現代では糸魚川周辺で翡翠が産出されることが明らかになっていますが、当時の日本では国内でヒスイの採掘は行われておらず、産地の情報も失われている状態でした。 そのため使われるヒスイは主にビルマ（現在のミャンマー）などから輸入したものが使われており、当時としては大変希少な宝石でした。 当時の日本には、舶来の宝石を取り扱う商社やアメリカのアートデコの影響を受けたジュエリーデザイナーが存在し、このような洗練されたチェーン式カフリンクスを作り上げました。 ビルマヒスイの輸入は、ミャンマーの政情の変化により停止されており、そのために今でも価値が高く保たれています。 また着物の帯留め等などとしても人気の石ですので、和装のパートナーの方とのコーディネート合わせなどにお使いいただけます。 写真はライトボックスの透過光で、4枚目の写真のみ白い背景で撮影しています。 2枚目と4枚目の中間の色が、実際に手に取ってみた時の発色に近いかと思います。 状態…メタル部分に経年による傷がでていますが、ヒスイ部分に目立った傷や汚れはありません。 サイズ…22×14mm ◇お約束 ご購入いただいた商品については、メルカリのポリシーに基づき、万一の際には返金や返品の対応を行います。 安心してご購入いただけるよう努めてまいりますので、もし何か問題や不明な点がございましたら、遠慮なくご連絡ください。