種類···パルファム 時代がはっきりと分かりませんが1950年代?でしょうか。 残量は少ないのですが甘く魅惑的な香りは現代の流行りの香りとは異なる淑やかで奥深い個性を放ち ボトルや箱のデザインも香りのイメージととても良くマッチしていると思います。 紙でキッチリと作られた楕円の箱はとても精密で固く蓋が閉まります。 ボトルは本体、蓋ともにもちろんガラスで、昔の薬瓶のようにガラスとガラスの接触だけで抜けないほどに締まる精密さです。 この感覚はゲランのバカラボトル、ニナリッチのラリックボトル、ジャンパトゥのクリスタルボトルに感じる優れたガラス工芸の手触りです。 昔の、香水がほとんどパルファムでまだまだとても贅沢な物だった時代に在りがちな　一本の佇まいがひとつの芸術作品のようです。 グランパルファムを愛する方々へもおすすめしたいですが　香水コレクターの方へも。 フランス製　 クリスチャンディオール　キャロン