この「染付唐獅子牡丹図大皿」は、幕末から明治時代にかけて製造された有田焼の青木兄弟商会の作品です。 - 唐獅子（からじし）と牡丹の組み合わせは、古来より縁起の良いものとされており、獅子は力強さと守護を象徴し、牡丹は富貴と繁栄を意味します。このような伝統的なモチーフは装飾性だけでなく、持つ人や使う場に幸福をもたらすという意味合いが込められています。 - 鮮やかな青一色で描かれる染付技法は、有田焼の得意とする技術です。この大皿では、獅子の毛並みや牡丹の花びらなどが非常に細かく描かれており、職人の卓越した技術が感じられます。特に獅子の描写には動きが感じられ、躍動感があります。 青木兄弟商会の歴史的価値… - 青木兄弟商会は、有田焼の発展に寄与した重要な窯元の一つであり、彼らの作品は国内外で評価されています。この皿に見られる銘や特徴は、その時代特有のスタイルを反映しており、歴史的な価値が高いです。 ★寸法★ 直径54.7㎝ 高さ7.3cm ※ニユウあります。画像20参照 陶磁器の町、佐賀県伊万里市在住で古物商（第911100009525）を営んでおります「陶磁器ヨーソロー」と申します。 古伊万里、現代作家もの、個人で製作活動しているレアな窯元、有田焼伊万里焼の陶磁器を中心に出品しております。 未使用品に関しては陶磁器商社、骨董に関しては古物競りやコレクター依頼品でございますので、ご安心くださいませ。