美濃焼の名工　大嶋久興　【子の日窯】黄瀬戸「油揚げ手」希少美品　茶道具建水　師の卓越したろくろ使いヘラ削りによる胴腰回り全体を極限まで薄く仕上げた厚み成形が　軽白磁に勝る優美かつふくよかな存在感をもたらしています。　口づくりから胴腰に掛けての豪快かつ繊細なへら使いで　どっしりとした重量感/躍動美/風趣が溢れる建水です。　中国伝来の銅器建水を模した肩口全体に付された丸鋲がモダニズムに進化し　きわめて瀟洒(しょうしゃ)な味わい深い雅陶の胆礬（タンパン；硫酸銅の釉で、緑色になる）で彩られ　これら安土桃山伝統美紋様は　　おてまえに極上至福のひと時をもたらし　無限の幽玄美/崇高美おも感じさせる心和む風趣を醸し出しています。　安土桃山時代の陶芸家魂を綿々とうけつぐ無限の幽玄美/崇高美をも感じさせる心和む時空を超えた悠久の流れをご堪能下さい。　　　　　サイズ　口径135㎜ 全高90mm 見込み85mm底95mm 大嶋久興師作陶に思う事　【黄瀬戸中心の仕事をしておりますが、織部、粉引き等その他の焼き物にも興味があります。 黄瀬戸は今もわからない事ばかりで悪戦苦闘の毎日です。少し派手目で気持ちのよい色合いが出せればと思っております。 派手な所と地味な面を持つ不思議な焼き物が黄瀬戸の一面であると思っております。大嶋久興】