◎ご覧いただきありがとうございます。（できればプロフィールもあわせてお読みください） ●黒線条・魚子紋・暗細羅紋が静かに入る美石の歙州硯板になります（6吋超）。　石質からみて龍尾山側の硯石と思われます。 　硯面にみえる黒線は（ヒビとかではなく）実質的には眉紋や浪紋の性質にも近い石紋の一種で、このような形で入るのは珍しいです。 【硯の特徴・サイズなど】 ★歙州硯板 （黒線条・魚子紋・暗細羅紋が静かにあらわれた蒼黒美石 唐木塗箱入　1980年代頃の硯板　龍尾山） 　硯の本体⇒ 約15.7×10.1×2.0㎝ （約6吋 約865g） 　箱を含め⇒ 約14.1×9.6×3.9㎝（約1125g） ●約四十年前の作硯と思われますが、静かながら個性的表情で、鋒鋩も強く細かく整った硯板と思います。 　石理はきめ細かく優しさも感じられ、唐木塗共箱入りになります。 ●経年の中で箱も含めて小キズ・スレなどもありますが、磨墨溌墨も優れた状態と思います。 ●龍眉山側の良質な歙州石は近年採れにくく流通が少なくなっていますので、本硯板も貴重かと思います。 ●カメラ機能や照明の関係で、掲載画像と現物の印象の間にどうしてもいくらか差が出るかもしれませんが、予めご容赦下さいませ。