庭の本棚 「襤褸の本7〜The book of yesterday〜」 The book of "BORO"7 昨日のことを思い出そうとするとなぜだかいつも夕暮れみたいな色をしています。 【大人とは　子供の夕暮れではないのか。 十年も前に出た加藤八千代詩集『子供の夕暮』のあとがきには、こう書いてある。】 (茨木のり子 MUJI　BOOKS　人と物5 p，103，104) めくるたびに時の行方を感じ、懐かしい気持ちになるようなページの色合いを想像して製本しました。 表紙はワスレグサの葉の影が草木染めでプリントされています。 ワスレグサの花言葉は、「悲しみや憂いを忘れる」です。 製本前紙の写真は画像後半に載せています。 どの紙もページをめくるたびに発見のあるような味わい深い紙です。 こちらの襤褸の本は製本後に少しページを貼り足しています。 今年の襤褸の本は継ぎはぎ襤褸の紙が多めでそのかわり紙ものなど立体的なコラージュをしていません。そのためまだまだ色々アレンジしていただくこともできます。 余白のある襤褸の本です。 ゆうパケットプラスにて発送予定です。平日に発送予定なのでお待たせしてしまうかもしれません。 ノートの作りについて 表紙の大きさ 約10.8cm×15.8cm×厚さ4.5cm 文庫本くらいのサイズ ・ページ数　120ページ(30枚綴じています) ハードカバー　 　 #庭の本棚　#草木染め　 #アートピース #アートブック　 #artbooks #製本家