コレクション整理のため出品します。 古い黒木の三線です。 元は石垣島の知人から、昔から家にあったものとして相当使い込まれた状態で譲って頂いたものです。 剥がれていた塗装だけは私の方で塗り替えて、普段使いにしていました。 塗り替えの際に三線屋さんから、棹は恐らく昭和期のものであり、材は八重山黒木で間違いないであろうと言われました。 細めの棹の真壁型です。 全体にチラホラと鶉目が見えますが、シラタは天や鳩胸にはなく芯の一部のみです。 爪裏の綾取りの均一さは見事で熟練の職人の証であるとの事でした。 状態ですが、塗り直し前の傷が野の部分にいくつかございます。 大きな捻れや反りはなく(素人目)、非常に綺麗な音色で良く鳴ります。 また、ハードケースやティーガーなど全て年季の入った状態ですのでビンテージとしてご理解頂ける方にご購入頂けますと幸いです。